冬の味覚「野沢菜」漬物の季節が始まりました!

Posted by on 2017年11月17日

寒くなり、1~2度霜が降りると、野沢菜の収穫の時がやってきます。

野沢菜は冬中食べられるお漬物として、地元の生活に根付いた食材の一つです。

冬の地区の集まりに行くと必ず様々な野沢菜漬けが出されます。一見同じように見えても、食べてみると味も様々、それぞれの家の味があるようで、集まりの時の楽しみでもあります。

今日は土地の写真を撮りに行った帰り道、農家の方が野沢菜を収穫されていました。

山を背景に美しい光景でした。・・・多分ご本人はそんなこと思っていないかもですね。

かなりの量だったので、多分自宅用だけではなく出荷もされているのかもしれません。

この時期はスーパーにも沢山の野沢菜が山積みになって売られています。

今日出会った野沢菜もどんな家でどんな味に漬けられていくのでしょうか?

お店で売られている野沢菜もおいしいのですが、地元の方々の漬けた野沢菜もおいしいのです、そして同じ人からでもいただく時期によって味が変わっていくのがまたおいしいのです。なぜ変わるのか?というと、保存料が使われていないからなのです。春になり暖かくなると自然と酸っぱい野沢菜になってきます。

酸っぱくなった野沢菜を炒めてみたり、揚げてみたり細かく刻み乾燥させたりと様々な食べ方があります。きっと、まだ出会っていない食べ方もあることでしょう。

そういえば、野沢菜を種まきして、ほうれん草より短いくらいの時に間引いたものをお浸しにしていただきました。この地域の言葉で「おろぬいた」と言っていました。

 

早く食べたい人は「切漬け」と言って、食べる大きさに刻んで早漬けをします。これもまた違う味、売ってはいない味です。

お引越ししてきて、地区の集まりに出た時の野沢菜をお楽しみに!