2022年諏訪大社の「御柱祭」が始まります!

Posted by on 2022年4月1日
買い物で出会った本宮1の柱を引っ張る「綱」

今年2022年は7年に一度の諏訪大社「御柱祭」の年になります

年を明けてから地元の人たちはソワソワしていました

曳行(えいこう)する柱が決まる抽選会の日は

みんなテレビの前に陣取っていたことと思います

このお祭りは山から大きな木を伐りだして

数ヶ所の難所を通り里まで引っ張ってくる

「山出し祭」と

その曳行してきた柱を神社まで曳行していき

社殿の周りに4本の柱を立てる建て御柱までの

「里曳き祭」に大きく分かれます

山から人力で様々な難所を通り抜け社殿に建つ事で

大木が神様になっていくと聞いたことがあります

何百年も続くとても大切な神事です

何年も前から準備して様々な神事を交えながら

この時を迎えるのです

でも今回はいつもの御柱祭とは違い

本宮三の柱用の綱

コロナの影響で様々な対策をしなくてはいけません

一体どうなるのか???誰もわかりませんでした

2月の終りにこの「山出し祭」を

氏子の力で引っ張り曳行することの中止が発表されました(涙)

氏子の皆さんや他の人たちの安全第一と決まったようです

代わりに車に乗せて「御柱屋敷」まで運ぶことにきまりました

ところが今まで御柱は御柱通りを通って「御柱屋敷」まで運ばれてきたのですが

今回は違う道を曳行されることになりました

10トン以上ある御柱を1000人から3000人の人力で動かす

歴代続く技術の凄さにかかわることのできない寂しさを感じます

トレーラーで通れる今まで通ったことのない道を通ることになり

その地区の人が「この地区を御柱が通るんだよ!」と話してくれました

自分たちの手での曳行はできないけれど「御柱」が通ることで楽しみにしている人が沢山います

本来この重たい御柱を引っ張るのには様々な道具が必要になります

その中でも大切な道具の一つに「綱」があります

ロープとかならばホームセンターで買えるのですが

あの大きな柱を引っ張るには多分びくともしない事でしょう

抽選で引っ張る柱が決まると

なんと担当地区の氏子の人々が力を合わせて「綱」を作るのです!「綱打ち」と呼ぶそうです

長さはおよそ200m、一番太いところで20センチもあるそうです

引っ張るときは2本のこの太い綱に氏子がそれぞれ持っている綱を絡めて引っ張ります

「よいさ!」「よいさ!」と掛け声をかけて里まで運びます

心を合わせて引っ張ることで動くのです

動き始める時、心の中で「やった!動いた!」と感動が沸き上がります

そしてその為の太い「綱」は街のあちらこちらにお祭りの日まで飾られています

今回は「山出し祭」では使われないので

「里曳き祭」のための「綱」が大きなお店の店頭に飾られています

その風景を観てやっと「ああ!御柱祭が行われるんだ!」という気持ちになってきました

横では過去の御柱のビデオが流れています

お祭り気分のワクワクが半分と氏子のみんなで曳行できない寂しさを半分感じながら横を通り過ぎます

観光も中止となっているのでとても静かなお祭りになりそうです

厳粛な気持ちで「綱」に手を合わせます

関係者の方々の沢山の話し合いで決まった今年の御柱祭

「どうかごぶじで~♬」と木遣の声が聞こえてきます

「里曳き祭」用の「めどでこ」を差し込む準備(木造り)なども整った様子です

いよいよ明日が「山出し祭」

それぞれ密にならないように!

御柱をひとめ見ようと人々が道路へ繰り出してくることでしょう

御柱に沢山の思いを乗せて神様の元へ・・・

御柱祭 ONBASHIRA in SUWA | 7年に一度、遥か昔からこの諏訪の地で寅と申の年に執り行われる神事「式年造営御柱大祭」。宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる一連の神事は通称「御柱祭」と呼ばれ、諏訪大社(すわたいしゃ)の中でも最大にして最も重要な神事とされています。1200年以上も連綿と受け継がれ、諏訪6市町村の氏子たちが奉仕する御柱祭は、諏訪の誇り高き伝統文化でもあります。