6月の5日から9日まで
バラクライングリッシュガーデンのイベントに
イギリスから様々なゲストが来ていました

デザインの植物の色の選び方
毎日10時からと11時から
1時間ずつガーデンセミナーが開かれ

植物の説明
土曜日と日曜日参加しました
英国王立園芸協会(RHS)の
ガーデンの管理をされている
トレイシー・スネルさんの講義です
RHSの一番新しいガーデンの管理責任者をされているそうで

ケイヤマダのデモンストレーション作品
最初はガーデンデザイナーだったそうです
その一番新しいガーデン
「ブリッジウォーターガーデン」のお話は

トレイシーさんのデモンストレーション
とても興味深いものでした
どうやってガーデンがデザインされていくのか

トレイシーのデモンストレーション作品
「ブリッジウォーターガーデン」を
造り上げるときの苦労話を交えながら
細かく丁寧に話してくださいました
元々は誰も済まなくなった伯爵の家
水はけの悪い場所は沼のようになっていて
常に水が浮いて来たり
いろいろ土を入れ替えたり・・・
長い事誰も手入れをしていなかったので
森になっていて木を切って開拓して現在のガーデンになったそうです
イギリスでは植木鉢の土の代わりにモスと言われるものを使うことが多く
これが脱酸素には良くないのでその素材を違うものにする
など現在のガーデンでは地球環境を配慮したデザインと材料が求められている
また「ブリッジウォーターガーデン」を使って
障害のある人達の癒しややりがいにつなげていくプロジェクトをしているそうです
今の課題はボーダーガーデンの縁取りに使っている柘植の木に温暖化で虫が付くようになり
地球の温度が上がっても対応できる別の植物を考えている
などなど他の日も聞きたい内容がいっぱいなのですが
行ける日だけの参加をしてきました
午後は植木鉢に寄せ植えをする教室になり
デモンストレーションを受けて
大きな鉢に植えていくポイントを聞きました
日向の植物、日陰の植物
乾燥が好きなもの、湿気が好きな物
それらを考えて長く一緒にできる物を一つの鉢に入れてあげることが大切
講義のあとショップへ行き
自分の作りたい植木鉢と花を自分で選び

6月10日~15日までの講座
寄せ植えを造ります
好きな物を選べるのも楽しいことです
途中アドバイスしてもらいながら
完成した作品をトレイシーさんが
丁寧に評価してくれます
沢山の生徒の中から5人の人が選ばれて表彰されます
大きな植木鉢の中で上に伸びるもの
下に垂れ下がる物
いろいろな使い方に関心しながら見ています
作る人が違うと同じ植物を使っても全く違う雰囲気に!
植物があることで全然知らない人同士でも
話がはずみます
この日は一番遠い所からいらしていた人は
奈良県から来たとの事でした
イベントの後半は専門家の方の講義が毎日あるようです
雪割草の専門的なお話など聞いてみたいですね
このイベントが終わるとバラの花が咲く季節に入っていきます
そして同時に梅雨の季節・・・
何とか雨を避けて咲いてほしいと思います