蓼科で「クリスマスローズ」と「シクラメン」の講演会

Posted by on 2020年9月23日

色々な珍しい種類の「ダリア」が咲いています

小雨の降る日曜日

近所の「バラクライングリッシュガーデン」で

「横山直樹さん」という

「クリスマスローズの専門家」の方の講演があるから!

と誘われて、お話を聞きに行ってきました!

自宅の庭にも「クリスマスローズ」を植えてあるのですが・・・

何とも不思議な花

冬に咲く魅力的な花

今日はいろいろなお話を楽しみに!

と「バラクライングリッシュガーデン」へ行ってきました

先生のお話はとても分かりやすく楽しい話でした

「クリスマスローズ」の原産地の話など知らないことばかり!

森の中に「クリスマスローズ」が沢山生えているのですが

日が当たらないので葉っぱばかり

まるでイギリスのような曇り空

その森が開発されて道が通ることで道の脇に日差しが入り

沢山の「クリスマスローズ」が花を咲かせているとのこと

「日陰の花」のように言われている「クリスマスローズ」ですが

日向も好きな花なのだそう

日向の場合、葉っぱが葉焼けして茶色くなるのですが気にしなくてよいそうです

雑草のように扱われている地域もあるそうでびっくりしました

現地でうつむいて咲いている「クリスマスローズ」の中から上を向いて咲いている物を見つけたり

色の付いている物を見つけたり

葉の小さいものを見つけては交配して品種改良を重ねて

何年もかけて、ほしいものを作り出したりされているそうです

木の足元に植えてある「シクラメン」

色々なお話はとても楽しかったです

一番聞きたかった

「肥料はいつあげるのか?」

「植え替えはいつ?」

「葉っぱはどうしたらいいのかしら?」

先生は「ほとんどほっとくといい植物」とのこと

肥料は強いものは咲けて弱いものを夏の終わりに

植え替えは夏を過ぎて涼しさを感じたら

株分けと植え替えは同じころに

こぼれ種で生えてきたものは

少し離れたところに植え替えた方が早く大きくなる

などなど・・・

専門に育てているからこそのお話でした

後半に冬越しをする「シクラメン」のお話もしていただけました

日陰のロックガーデンに咲くシクラメン

「原種シクラメン」と呼ばれているもので

最初は花だけ咲いてあとから葉の出てくる物を紹介してくださいました

原産地では芝生の中や石畳の間から生えていたりするそうです

誘ってくれたお友達は広い芝生の庭があるので

そこに植えるそうです

先生のお話では芝などが伸びなくなり

芝刈りをしなくなってから花が咲くそうです

球根が出ないように深く植えるといいとのこと

一株購入してしまいました

チューリップを植えるより深く穴掘りをすることにします

お花屋さんで売られている「シクラメン」は球根が見えているので

「深く植える」との話にびっくりしました

深い土の中にあるために暑さや寒さから守られるのですね

蓼科はもう秋!秋の花が真っ盛り

講演が終わり「バラクライングリッシュガーデン」の庭をぐるっと回ってきました

一番奥のロックガーデンに「シクラメン」が咲いていました!

こんな風に咲くなんて!

・・・どこに植えましょう???

悩みます。

見て歩いたガーデンでは「ダリア」が真っ盛り!霜が降りるまで咲くそうです

「ダリア」の花は次から次へと沢山の花を咲かせます

重たくてすぐに倒れてしまうのですが

本来は倒れてまた横から芽を出し大きな株になって咲くそうです

でも我が家の狭い庭・・・やっぱり支柱に止めてしまいます

支柱に止めてしまうために

強い風の時には折れてしまうようです

・・・う~ん・・・植え方を考えなくてはですね

次の講演は10月にあるそうです今度の先生はまたまたイギリスからリモートでの講演です

「バラクライングリッシュガーデン」収穫祭

時差がありこちらは夕方ですがイギリスは朝の6時ごろ

「Morning!」のあいさつから講演が始まります

起きたばかりの先生のガーデンのお話を聞くことができます

楽しみです。

収穫祭のディスプレイも楽しみです。