蓼科の自然の中を気軽にトレッキングしてきました

Posted by on 2019年6月11日

土曜日の午前中、茅野市の北山小学校の先生が主催しての

「八子ヶ峰トレッキング」に参加してきました

前日から雲行きが怪しくて・・・

中止になるかも!

中止の場合は6時に電話が・・・との事でしたが

電話は来ないので、リュックに飲み物とおやつを詰めて

集合場所の茅野市北山小学校へ行きました!

曇り空の下、車を乗り合わせて、トレッキングコース入口へ!

「こなし」の花

募集の用紙に「八子ヶ峰トレッキング」と書いてあったので、てっきり白樺湖の方を歩くと思って参加したのですが、ビーナスラインから東急リゾートの中を通り別荘地の上にコースの入口がありました!ここの標高は約1600mです

 

このところ雨が多かったので、最初の計画だった、東側駐車場から山頂、西側駐車場へとのコースをやめて、短いのですが、西側駐車場から山頂へ行き戻ってくるコースに変更してのスタートでした。

小学生のいる家庭と中学生のいる家庭が15家庭くらい集まり、賑やかに登っていきました!

ガイドの先生がいらして、花の咲いている木や草の名前、虫の探し方、声のする鳥の名前などを教えてくれました!

 

 

麓では「こなし」という白い花が満開に咲いていました

「レンゲつつじ」も咲いています。

登るにつれて、どちらの花もつぼみが多くなり、標高差を感じながら登っていきました。

先生は「クワガタ」をさがしていました。

「腐ったような木片にかぎカッコのような溝と穴があるとそこにいるかもしれない!」

小学生の子供たちは必死に木片を拾ってきては確認していましたが、見つかりません。

青くてとても綺麗な虫なのだそうです。

林を抜けて木の高さが低くなり、山頂に到着!

標高は1833mあるそうです。

残念ながら、標高の書いてある山頂の標識は置いてありませんでした。先生も「それが残念なんだよね」と話しています。

登っている間は曇っていましたが、山頂に着いたら雲が流れていきました!

「あ!リフト!」

子供たちの発見は早いですね!

岩陰に咲いている「イワカガミ」の花

スキー場のリフトが見えました!

冬は沢山のスキーヤーがいる「2in1スキー場」の一番上のリフトが目の前に現れてきました。

ゲレンデ横にあるバギー?コースやその向こうの山も顔を出しました。

スキーをするお父さんが「雪の無いゲレンデが変な感じがする・・・」と話しています。

私もそう思いました。

 

 

「もっとお天気が良かったらもっと遠くの山が見えるのですが・・・。」

「また登ってみてくださいね!」ガイドさんに言われました。

岩の横を歩いたとき、足元にはピンクのフリルのかわいらしい花が咲いていました。

名前は「イワカガミ」

山登りをするのはいつももう少し暑くなってからなので、初めて自然に咲いている姿を見ることが出来ました!

先生に「お花は摘まないでね」といわれて、小さな女の子はちょっと残念な表情に・・・。

そして小さな声で「はい」と・・・。

我慢できてえらかったです!!

山の自然を守ること、大切ですね。

足元に咲く小さな「スミレ」の花を踏まないように、下山することにしました。

往復2時間位の短い時間でのトレッキングコースでした。

こんなに気軽に楽しめるなんて!

ちなみに万歩計では6800歩。上がった階段46階と出ていました。

田舎暮らしをしていると、階段はどんなにがんばっても3階?市役所へ行けば8階かしら?

車での移動がほとんどの生活では、1日に歩く歩数も少ないので、今日はちょうど良い運動になりました!

ほんのちょっと足を伸ばせば自然の宝庫!こんな町に住んでいる幸せを感じる半日でした。

別荘地の奥にこんなコースがあることを知らなかったです。また来たい場所でした。

「イワカガミ」の花が終わると「ショウジョウバカマ」「レンゲツツジ」

7月には「ハクサンフウロ」「ヤマホタルブクロ」

8月は「マツムシソウ」「リンドウ」

9月まで順番に山野草が咲いていきます。

同じコースを何回も登ってみるのもいいかと思います。

今年はつつじの色が濃く感じます。

同じ花でも毎年違う表情を見せてくれます。

鳥の種類も春鳥・夏鳥など、同じ鳥でも春と秋では鳴き方も違うのでは?

 

こちらへお越しの際は是非歩いてみてくださいね!

信州 蓼科・八ケ岳での田舎暮らし